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つれづれ絵日記
趣味の透明水彩画を掲載し日々の生活ぶりをつづります。
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ごくしげ

Author:ごくしげ
埼玉在住。現在、夫婦2人暮らし。
フリーのグラフィックデザイナーです。
多趣味の方で色々やっています。
透明水彩画をはじめ楽器演奏など楽しんでいます。



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私の好きな画家

111.jpg 

〈今日の絵〉蘭の花 









ベルナール・ビュフェ



私の好きな画家、ベルナール・ビュフェの作品をアップしてみました。
以前にもブログに下の絵はアップしましたが
今日は彼の絵の魅力に迫ってみたいと思います^^


ビュフェは1928年パリに生まれ、10歳頃から絵を描き始め
画家になろうと決めたという。
ずいぶん早くから将来やりたいものを決めたんですね^^ 

IMGP2001.jpg 

これは20数年前にゲットしたビュフェのリトグラフです。
タイトルは「サント・ロぺ」1984年の作品です。

私がビュフェの絵を初めて見たのが高校生の時でした。
当時、友達の叔母さんにあたる方が
横浜の山手に住んでおられ、よく遊びに行きました。
その人の家のリビングにビュフェのピエロのリトグラフが飾ってあり
初めて見て、すごい衝撃を受け、めっちゃ気に入ってしまいました。

それからビュフェに興味を抱いたんです。




IMGP1959.jpg 

「サント・ロぺ」 1984年




ビュフェの絵は力強い鋭い黒い線。色彩も色数少ない。
そんな描き方がめっちゃ個性的で強烈な印象を与えます。
ビュフェは第2次世界大戦後の具象絵画の
代表的な画家となる。

20歳で批評家賞を受章!
この頃からドライポイントを始める。
そして各地で個展を開きます。
戦後の荒廃したフランス人の心を捉えた彼の絵は
多くの人に共感を与えたという。


若くて名声を得た彼は、30歳で結婚!
そして古いお城を買い取り 生活します。
といっためっちゃ幸運な画家となる。

しかしその後、世の中が変動する中で
絵画運動も変わっていくが
彼の描く作品は依然と変わらず
自分の世界に閉じこもり、彼なりの絵を描き続けていた。

そんな彼の作品にマンネリ化を感じ
ビュフェの絵に対し悪評をいいだす専門家もでてきています。

そう言えば昔デッサンを習っていた先生も
彼の絵すきだけど、何時まで経っても変化ないねぇ~~

何て言っていたのを思い出しました。

でも、それは全く関係ないのではないかと思いますが。
自分が描きたい絵を自分なりの感情、個性で
一生描き通すってことって、素晴らしいことではないのでは。

彼の絵が何時経っても変わり映えしない
っていうのは彼の生活環境からできあがった
性格などにもよるのだろうか。
子供の頃に強いられたナチス占領下の
貧しい抑圧的な生活や大好きな母親のとの死別。
絵の好きな彼には描くことだけが、生きる希望だったとか。

人との交友もあまり好きではなく、結婚した妻、だけが
彼の唯一の話し相手だったそうである。
ただ、絵をひたすら描くといった生活ぶり!






IMGP1986.jpg 

「港口」 1982年






IMGP2009.jpg 

上 「エッフェル塔」 1962年
下 「ボージュ広場」 1962年






IMGP1968.jpg

「闘牛士」 1966年 






IMGP1966.jpg 

「闘牛士」 1966年






IMGP1970.jpg  

「ピエロ」 1968年






IMGP1997.jpg 

「バラ2」 1980年






ビュフェのヴァイオリン絵  

「画家への手紙より:モーツァルト」








IMGP1976.jpg 

「ノートルダム・ド・ロレットとサクレ・クール寺院」 1968年






ビュフェのピエロ絵 

「青い背景のピエロ」 

 

これ!これ!この絵です。
私が初めて見たビュフェの絵です。
高校生の頃出合い頭にガ・ガガ~~ン!
ときた衝撃的な絵です。
やっぱオッサンになった今見ても感動ものですね^^
人間の裏表!悲しみと喜びを併せ持つピエロの顏。





ビュフェ女 







IMGP2014.jpg 

ドライポイント マルドロールの歌より 1952年






IMGP2010.jpg 

ドライポイント キリストの受難より 1954年






IMGP2024.jpg 

ドライポイント 「到着」 1958年 







1999年ビュフェの絵 

1999年作品 




ビュッフェの晩年はパーキンソン病にかかり
病におかされる中において、自分の死を思っていたのか
彼は骸骨をモチーフにした絵を 描き続けます。
そして1999年10月に死亡!
いや、自殺します。
頭にビニール袋をかぶり、窒息死でした。

このニュースを知った時、ガックリきたやり切れない思いを
今でもしっかり覚えています。

彼がパーキンソン病であったことなど知らずにいました。
なので自殺と知った時には

えぇ~~!なんでぇ自殺なんか!

と思いましたが、考えてみれば絵を描く事だけが
彼の人生だったという人なのだから
病で筆を持つこともままならない生活なんて
彼には何の生きがい意味のないことなのでしょうね。


その点マチスは晩年、絵筆を持つことが困難と
なったものの、切り絵をやりだし
数々の素晴らしい作品を残していますが。
やっぱ性格の違いといったこともあるのでは。


上の絵は彼が亡くなったその年に描かれたものです。
岩をたたきつける荒れた海。
空には黒いカラスの群れ!
何かめっちゃ死を予感するような絵ですね。


これをみてゴッホの「荒れもようの空に鳥の群れ飛ぶ麦畑」
の絵が頭に浮かびました。
この絵もゴッホが自殺する直前に描いた絵です。
風に荒れる麦畑、怖ろしいような群青色の空に
群れ飛ぶカラス!
そしてゴッホは夏の夕方麦畑の中でピストル自殺を図ります。 



リビングに飾ってあるビュフェの「サント・ロぺ」
を眺めると、やはりビュフェの絵は魅力的ですね^^
鋭い黒い線!鮮やかに映える色彩!
今も変わらず好きな絵ですね^^ 
 

























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