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つれづれ絵日記
趣味の透明水彩画を掲載し日々の生活ぶりをつづります。
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ごくしげ

Author:ごくしげ
埼玉在住。現在、夫婦2人暮らし。
フリーのグラフィックデザイナーです。
多趣味の方で色々やっています。
透明水彩画をはじめ楽器演奏など楽しんでいます。



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親切なドイツ人の老夫婦
IMG_1286.jpg
〈今日の絵〉
 白鳥の遊ぶ湖


今日のお話はドイツの街、トリーアという街の話です。
コブレンツから列車に乗り、トリーアという
古い小さな町へ向かう途中、コンパートメント席の
私の向かいの席に老夫婦がいました。

IMG_2548.jpg

IMG_2554.jpg
トリーアの街で買ったこの街の地図です。
すべてにその場所に建っている建物、家々が
俯瞰図として実際の家の形で描かれ載っています。

外はすでに暗くなった景色の中をひたすら走り続けます。
私はこれから行くトリーアの街にあるユースホステルを
ガイドブックを見ながら、どう行ったらいいのかなぁ
と真剣に見ていました。
すると老主人が話かけてきました。
ドイツ語でさっぱりわかりません。

私がガイドブックに載っているユースホステルの名を
指さし、ここに行くにはどう行ったらいいのですか?
と英語で聞いても、全く英語は話せないらしく
ドイツ語で話してきます。
しかし、内容は理解したらしく、ドイツ語でなにやら
説明してくれています。

結局、私には老人の言ってることが解からずでした。

列車はトリーアの駅に着きました。
時間はすでに夜の8時を過ぎていました。
あまりきらきらとした電灯もなく、人通りも少なく
ひっそりとした感じの街のようです。

改札口をでると老夫婦は私の横について歩いてきました。
駅前のタクシー乗り場で婦人と別れ、そして私と一緒に
歩きだしました。

私は勝手にあぁ、この老人はユースホステルの方向へ
帰るんだなぁ。私と同じ方向なんだ。
と思い一緒に歩いていきました。

一月の真冬の街は寒く身体の芯まで冷えてきます。

途中、老人が私が持っていたバッグを持ってやるから
と言い、バックを持とうとしました。
とっさに老人の手を払い、断りました。

やっぱ、そうだったのか。
こいつバックを持ち逃げするつもりだな。

私は老人に対し、警戒感をあらわにし、黙って
歩き続けました。

駅前の大通りをしばらく歩くと道路にぶつかり
その道沿いに河が流れています。
あぁ、これがさっきガイドブックに載っていた
モーゼル河だなと思いました。

老人は足を止め、指をさし、この河沿いの道を
右にいった先にユースホステルはあるよ。
といったしぐさをし、今きた道を戻ろうと歩き
だしたので、あわてて老人を呼びとめました。

この時やっと老人の親切さを知りました。
お礼を言い、私はバックに入っていたメモ帳を
取り出し老人の住所を教えて欲しいと頼みました。

理解してくれたらしく、冷たくかじかんだような
しわの食い込んだ手で、書いてくれました。

私はその手をみながら、申し訳ない気持ちで
いっぱいでした。

老人はわざわざ婦人を先に返し、この初めて会った
日本人にここまで親切にしてくれるなんて……
老人は寒い通りをまた駅まで十数分も歩いて
引き返すのかと思うと………

もうな~にも言えねぇ~。
老人がしてくれた親切を何度もかみしめ
また老人を疑っていた自分を恥ずかしく思いながら
寒い寒いモーゼル河沿いの道をユースホステルへと
歩いていきました。


帰国してすぐ、老婦人に手紙をだしました。
英語が解からないと承知のうえで書きました。
多分誰か英語を訳してくれる人が
いるだろうと思い………

その後、老人からはなんの便りもありませんでした。
いいのだ、これでいいのだ。
手紙は私の元には戻ってこないので
老人の手に渡ったことは確かなのだから。
内容はわからなくても、日本からきた手紙だとは
きっとわかってもらえるだろう。

ありがとう!今でもあの時の親切を思い出すと
感謝、感謝です。
IMG-a.jpg
この街はあまり観光化されてなく、日本から訪れる人も
少ないようです。
トリーア駅から大通りを歩いていくとドイツのローマ遺跡の中でも
最も重要なポルタ・ニグラ(黒い門)です。
2世紀頃に造り始められた市の城壁のひとつです。
そのうち今も残っているのはこの門だけだそうです。
門には無数の弾丸のあとがありました。

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コメント
その昔同じようなことがありました。
イタリアですがレンタカーで走っていて迷ってミラノの駅が分からなくなって、
田舎道で立っていたおばさんに道を聞いたら
車を出してきて
「付いておいで」といっている手の仕草
途中で止まり
「真っ直ぐだよ」といって車に乗って帰ってしまいました。
そういった異国での親切って忘れられませんね(゚▽゚*)♪
[2012/08/04 08:48] URL | babatyama #ciZ.EuIc [ 編集 ]

babatyamaさんへ
そうでしたか。
親切な良い方に出会え良かったですね。

遺跡や古い建造物にも感動しますが
一番心にのこるのは、そうした異国の人々
との出会い、ふれあいですね。
[2012/08/04 12:10] URL | ごくしげ #- [ 編集 ]

こんにちは~
イイ話ですね~!

同じように困った様子の外人を見たとしても、話し掛けたり出来ないなぁ~。。

でも私は何故だかしょっちゅう道を尋ねられたり、シャッター押して下さいと頼まれます。。

話し掛けやすいんでしょうか…(;^_^A


ヨーロッパは地方によっては美しい町並みを守るために、家や屋根の色を規制したり、凄く景観を大切にしてますよね!

もう一度行きたいなぁ~
[2012/08/04 15:10] URL | am #- [ 編集 ]

一昔!デジカメの練習のため 白鳥撮ってくると
いそいそ出かけたまっちゃん!
戻ってきて見たところ おっとからの一言『白鳥撮って』
来たんだよなぁ~と言うおっとに‥ うん!と答えたまっちゃん
白鳥を捕ってきたつもりだったのに いつのまにか‥
白鳥がカモメにチェンジしてた ガ~~ァア~ン!
まっちゃんにとって白鳥の思い出でしたぁ~
普通の人は 間違わね~~~ぇえべ~~ぇえ‥ ガハ!
普通でねぇーーー まっちゃんでした 
バイバイ e-463  
 
[2012/08/04 15:56] URL | まっちゃん #- [ 編集 ]

amパパさんへ
amパパさん、こんばんは。
きっと親切そうな優しい人に見えるんですね。
やっぱり強面の人には声かけないから。(笑)

そうですね。都市によっては建物の規制が
あるみたいですね。すごいですね、色彩まであるんですから。
徹底してますね。

でも古い建物でも中に入るとすごく新しくされ
機能的な生活しているようですね。


[2012/08/04 19:25] URL | ごくしげ #- [ 編集 ]

まっちゃんへ
そのカモメって、ほんとは白鳥だったんだとちがう~。
まっちゃんきたんで、ビビッて驚いて
首さ引込めちゃったんとちがう?

白鳥よりまっちゃんにはカモがいいんとちがう。
鴨鍋で一杯なんて最高じゃん。
[2012/08/04 19:52] URL | ごくしげ #- [ 編集 ]

鴨鍋いいな~~ぁあ‥ 一杯やりながら!う~んたまんねぇ~ 
早く食べてぇ~~ その前に! 早く 涼しくなってけろ~ ガハ
じゃぁねぇ~ ごくしげさ~~ぁあん
あっ!呑もうぜぇ~~~ まっちゃんと‥‥ガハハハハ~ン!
[2012/08/04 23:00] URL | いしかわまつえ #- [ 編集 ]

まっちゃんへ
そうだなぁ~
もうちょっと涼しくなったら
鴨鍋囲んでまっちゃんと
さしで一杯!いいカモなぁ~。
楽しみにしてんぜぇ~~!
[2012/08/05 00:56] URL | ごくしげ #- [ 編集 ]


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